こんにちわ。ここ最近予定や天候で全くロードバイクに乗れていない@hinkyakuraiderです
今日はロングポタリング予定で朝早くに起きたものの、昨晩の雨で路面が全く乾いておらず、やることがないのでロードバイクの記録保存に使っているWahoo BLUE SCやBLUE HR、RFLKT+のレビュー記事でも書こうと思います
クッソ長い記事になってしまったのでお暇な人はお付き合い頂ければと。
スマートフォンをサイコンとして使う利点
私は元々持っていたスマートフォン(iPhone)をサイクルコンピュータとして使っているのですが、これがまた非常に便利なんですね。
まず、iPhoneなどのスマートフォンをサイコンとして利用する利点は
などがイメージされます。
元々GPS機能が付いているってのはかなり恩恵が大きいです。
ネットショップなどでGPS機能付きのサイコンを見ると、やっぱりそれなりのお値段となってしまいますし、高機能でディスプレイの大きいGARMIN製のサイコンなんて、もうコンポ一式グレードアップできそうな値段になってしまいます
10万くらい屁でもないと思える金持ちならアレですが、少ない小遣いから消耗品やパーツ代を捻出している貧乏サラリーマンにとって10万円はとてつもなくデカイお金。
それが無料や安値で代替できるなら良い話じゃないですか。
スマホなら元々ディスプレイもそれなりに大きいですし、GPS機能もあるし地図も表示できます。
スピードもGPSの情報を元に計算してくれるので、全く装備を持っていない人でもスマホに無料アプリをインストして、ポケットにスマホ入れて走るだけでルートや速度、日時などの記録は取れます。
ここまでの機能なら無料ですよ無料!
そこで、どうせならスピードや地図を表示させて、画面をチラ見しながら走りたい場合はスマートフォンマウントを買うだけです
スマートフォンマウントは回転式や雨天対応、ハンドルバーマウントやステムマウント、トップチューブマウントとか、色々なタイプが販売されていますが、Amazonなどのレビューを見る限りでは「走行中に外れて壊れた」なんて話も目にするので人柱のレビューをよく見て選ぶ必要があります
今はマウントは使っていないのでよくわかりませんが、圧倒的に支持率の高いスマートフォンマウントはトピークのライドケースのようです。
昔はミノウラのマウントの支持率が高かったですが、大きいサイズのスマートフォンが出てから発表したiH-500で不具合?というか製品の弱さでスマホを壊した人のレビューが増えましたね。
不具合を修正したiH-520-STD
はAmazonを見る限りかなり評価が高いんですが、iH-520-STDを販売するまでの間にシェアをトピーク ライドケース
に奪われたイメージ。
トピークの自転車マウントは全天候型のウェザー プルーフ ライドケースも販売されていますが、見た目がちょっと残念かな・・
普段使用とライドといちいち付け替えとかしてられないでしょうから、「見た目なんてどうでも良いんじゃ」タイプの人には良さそうですね。
今持っているスマートフォンをロードバイクにマウントするだけで結構高機能なサイコンとして使うことができるってのはかなり敷居が低くて良いことだと思います
MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-520-STD] スタンダード 22.2mm/25.4mm/28.6mm
トピーク ライドケース (iPhone 6Plus用) セット ブラック(BAG31900)
トピーク ウェザー プルーフ ライドケース (iPhone 6 Plus用)マウント(ACZ23500)セット
Wahoo BLUE HR レビュー
スマートフォンをサイコンとして使い出し、私が次に手を出したのがWahoo BLUE HRという心拍計でした。
胸に巻くだけでBluetooth通信でスマホに心拍数を送信してくれます。
伸びるベルトでボタンで止めるだけの簡単仕様。
買った時期は忘れましたが、もう数年壊れることもなく快調に動作してくれています
購入前は「心拍数を計るだけでこの値段か・・・」と思っていましたが、文字が剥げていることからも年季を分かってもらえると思います。
この耐久年数を考えれば値段の価値は十分アリ。
これといって不具合も感じることはありませんし、コンビニでも買えるボタン電池なので不便も感じることはありませんが、敢えて言うならボタン電池は電池の残量がわからないのでスマホがたまに心拍数を読み込まない時は電池切れなのかスマホの調子が悪いのかがわからないところ。
ベルトはフリーサイズでデブの私でも余裕で使えてます
付ける時の仕草がブラジャー付けるみたいで最初の方はこっ恥ずかしかったんですがすぐに慣れます。
ただ、夏場は嫁に「白のシャツはやめときや〜」と言われますがwww
トレーニング重視の人は、敢えて心拍数を上げて心肺トレーニングなどに使っているみたいですが、私はデブなのでとにかく脂肪燃焼重視。
心拍計があれば有酸素運動と無酸素運動の切り替えが目で見てわかるので便利です。
(自分にとって効率の良い心拍数の計算方法とかはググれば出てきます)
Wahoo BLUE SC レビュー
次に買ったのがWahoo BLUE SC。
スピードセンサーとケイデンスセンサーが一体になったタイプで、これもBluetooth経由でスマホに送信してくれます。
ケイデンスセンサーのみのWahoo Fitness RPM ケイデンスセンサー
という商品もあるようですが、どうせならスピードセンサーも付いている方が何かと良い面があります。
スピードはセンサー無しでもGPSの情報で計算してくれますが、センサーを付けてスマホアプリにタイヤの直径とかを入力すればホイールの回転数で距離やスピードを計算してくれるようになるみたいで、計算が不要なぶんキビキビとしたリアルタイム表示や正確なスピードを残せるようになりました。
スマホで走行ログを見返すと、たまにGPSがズレている場合もあるので、距離もセンサーを使ったほうがちゃんと測れますし、3本ローラーでも距離を測れます。
値段がそこまで大きく変わるわけでもないのでどうせならと感じる部分もあります。
ケイデンスはローディーなら気になるのは当然ですね。
(デブで一丁前にローディーとか言うのは気が引けますが・・)
このBLUE SCも電池はコンビニで買えるタイプなので、いざライド中に電池が切れてもその辺のコンビニですぐに対処できますし、ボロボロの画像で察して頂けると思いますが、これまた耐久性が高い。
雨に打たれても風に吹かれても、ズレてボコボコマグネットが本体に当たりまくっても壊れること無く何年も使い続けています。
不満があるとすれば取り付けるための付属のゴムが貧弱。
外れるまではいかないので貧弱と言うと少し語弊がありますが、センサーの反応位置がシビアなので、コンビニに寄って壁に立てかけた拍子に当ったりするとズレてセンサーが反応しなくなる時がある。
100均とかの結束バンドを併用してガッチリ取り付けることをおすすめ。
Wahoo Fitness スピード・ケイデンスセンサー Blue SC for iPhone
Wahoo BLUE RFLKT+レビュー
Wahoo RFLKT+はiPhoneをサイコン代わりにしている人がiPhoneをロードバイクにマウントすることなく使えるサイコンのような機械。
説明が下手すぎて自分でも情けなくなります・・・
iPhoneのサイコンアプリの情報をリアルタイムで表示してくれる機械なので単体では動作しません。
iPhoneをロードバイクにマウントすると、振動で外れたり、突然の雨などで壊してしまう可能性が少なからず出てきますが、こうした不安を無くしてくれるアイテムですね。
RFLKTには左右に2つずつ物理ボタンが付いているのですが、このボタンの操作や画面に表示する項目はスマホアプリ側で自分で設定できます。
走行のスタートやストップがRFLKTの物理ボタンから操作できるので、冬場でもグローブを外すこと無く操作できるのはかなり良い感じで、バックライトも付いているので日が昇る前の早朝スタートや帰りが遅くなる通勤利用者でも助かります。
バックライトの点灯時間までスマホアプリ側で調整可能。
お陰で走行中はスマホを背中のポケットに入れたまま見たい情報を見れる環境が作れていて、雨が降るかもしれない日は初めからスマホをジップロックに入れてポケットにしまってます。
ただ、地図表示には対応していないのでナビ代わりにも使っている人には不向きかな?
普段同じルートばかり走っていてナビは必要ないなら実用性高し。
RFLKTには普通のRFLKTとRFLKT+の2種類があって、+の方は温度計、高度計、ANT対応などの機能が追加されています。
スマホをサイコンとして使っているヒルクライマーなら+がおすすめですかね。
iPhoneにも一応高度を測ってくれる機能はありますが、あまりに数字がデタラメ
私は貧脚でまだまだ山登りはできませんが、たま〜にちょっとした坂を登った時でも数値がデタラメだとモチベーションダダ落ちします
STRAVAとかの共有サービスを使う人ならデタラメな数値を送信するのもアレですしね。
ANT対応ということなので、レシーバとしての機能もあるのかな?
私はBluetooth経由で直接スマホに送信するタイプの物ばかり選んでいますが、たまたま購入したセンサーがANT企画だった場合、センサーからRFLKTに送信してRFLKTからスマホに送信しれくれるんでしょうか。
一応メーカーの概要にはソレッぽい記載が見られますが、ANT企画のセンサーを使っていないのでわかりません
ただ、どちらにしてもRFLKT本体にはメモリー機能は付いていないので、スマホと連動しないと単体ではログを残すことはできないですね。
(ANT企画のデータを直接表示できるなら、ログに残せなくてもリアルタイム計測はできそうですが未検証)
もう少し改良してほしい点は、スタート前の読み込みを、スマホがスリープ状態でもできれば最高だと感じます。
一度読み込みが終わるとスマホをスリープさせてしまっても問題なく使え、スタートやストップもRFLKTから行えるのですが、走行前の読み込みだけはサイコンアプリを起動して表示させておく必要があります
これが少し面倒。
走行前にスマホアプリを起動して、RFLKTに読み込ませてからスリープにでもして、スマホをポケットに入れ、スタートという流れになります。
これがRFLKT側からアプリを起動して、そのままRFLKTでスタートできればどれだけ楽なことかと感じます。
Apple Watchならそれが可能なんでしょうかね?
そう思うとちょっと欲しくなる。
あと、BLUE HRやBLUE SCはコンビニで買えるボタン電池なのに、RFLKTは大きめのボタン電池で今のところコンビニでお目にかかったことはありません
電気屋などで買う必要があります
そして、RFLKTの機能に不満はありませんが、付属していたマウントが貧弱。
樹脂製のペラッペラなマウントで、「ホントに大丈夫なの?」と気になります
RFLKT本体が軽いので、揺れや圧による破損は無さそうな気もするんですが、Amazonのレビューで壊れたという話を見たので不安になってアルミ製のガーミンEdgeシリーズ専用 アウトフロントマウントを買いました
RFLKTは購入時にステムマウントも付属していますが、ハンドルにマウントした方が目線を下げずに済んで、視野性も安全性も高くなるでしょ。
Wahoo FitnessのWebサイトでも何気にコレ使ってるし
最後に
こうしてみると、揃えてしまえば結果的に中々の出費となってしまっているセンサー類ですが、一気にお金を用意できない貧民には自分が追加したい機能だけ買っていくという選択肢ができます
ロードバイクってタイヤやチューブなど消耗品にもお金がかかりますし、お金があればコンポのグレードアップなど誘惑も多い。
休日ライドならドリンクや飯の経費もかかります。
これから自転車を始める(続くかわからない)人でもスマホを使えばタダで始めることができますし、ネット接続されているスマホを使うのは何かと便利な場面が多いです。
そして、ケイデンスセンサー、心拍計は必需アイテムとして、RFLKTって本来不要な物じゃないですか。
それでもRFLKT+は結構高い物なのに、後悔どころか「買って良かった」と思えるアイテムなんですよ。
ロードバイクの見た目もスッキリするし、やっぱり何よりスマホが外れて壊れる心配が無くなったこと、雨の心配が無くなったことはかなり大きいです
自転車通勤にも利用している者にとって、不意の雨でも全く気にせず走り続けることができるのはすごく楽。
スマホをサイコンにしている人にRFLKT+は相性が良いですよ